[感想] HappyEND 4曲目 「打ち上げ星 / HoneyComeBear」

HoneyComeBear が、8/1 - 8/10 の間アルバムに収録される曲を Youtube で公開していくそうです。zinbei さん の漫画も曲と同期して少しづつ公開され、ストーリーが展開されています。
 ここでは HoneyComeBear - 打上げ星 (Official Video) - From “HappyEND” の感想を書きます。
  8/6 公開時点でのネタバレを含みます。

HoneyComeBear - 打上げ星

感想

これ王道の曲で、アルバムの中でもメインディッシュ的な位置づけになりそうですね!最高です。
 マジで毎日最高の曲しかリリースしてなくてびっくりします。毎日テンションが歴代最高を更新するくらい心が揺り動かされていて留まるところを知りません。大好きです。
 音楽の最高さとループアニメーションが最強なのもそうなんですが、ストーリー的に漫画も見逃せません。サチノとリクがロケット発射の瞬間を見に行くために発射台の見える山に行きます。この発射台は夏の魔法の MV で登下校中後ろに出ていたものでしょう。島に発射台があるということは種子島が舞台なんでしょうか。
 そしてそこで暗闇にサチノが溶け込んでいくところでリクは焦りや不安に近い感情を覚えているようです。山に登ってリクも疲れて視野が狭くなっているときなので焦ったり不安を覚えるのはつらかったでしょう。そこで MV に接続してロケット発射です。このときは救われた感情とか、好きなロケットをずっと眺める気持ち、そして歌詞でも語られているようにサチノとロケットを重ねてどこか遠くへ行ってしまう切ない感情、そういったものを想像して胸が締め付けられるくらいに感情になってしまいます。
 やっぱり一貫してリクはサチノを追いかけている、背中を見てる、ずっと想っていて、でも届かない。一番近くにいるのに、探しても追いつけない、そういう切なさが描かれています。小学生や中学生くらいの年頃にとって世界は狭く教室ですべてみたいなものです。島に住んでいたら世界は島一周分かもしれません。その世界でこの追いつけないというテーマを想ったときに、リクが背負う切なさがどれほどのものなのか想像して涙が出ます。