[感想] HappyEND 10曲目 「十夏の花 / HoneyComeBear」

HoneyComeBear が、8/1 - 8/10 の間アルバムに収録される曲を Youtube で公開していくそうです。zinbei さん の漫画も曲と同期して少しづつ公開され、ストーリーが展開されています。
 ここでは HoneyComeBear - 十夏の花 (Official Video) - From “HappyEND” の感想を書きます。

感想

本当に 10 日間最高でしたね!!!HoneyComeBear、zinbei さん、アニメーターの方々に感謝…
 アニメーションが大好きです。音楽ととてもとてもマッチしている… 最高…
 歌詞はリク目線です。曇天で「今度の花火大会で射的当てたいしくじも引きたい」と花火大会を楽しみにしていたサチノがいつもどおり楽しんでいる様子を見て救われて、サチノと過ごせる残り少ない時間を楽しく過ごそうとするリクは、「寂しい」と言えなくて平気を装っています。でも最後、おそらく秘密の場所で大きな花火を見たときに思わすこぼしてしまう。ここでアニメーションではサチノが一瞬だけ泣いているカットが入って、別れた後リクは涙をこぼさないのがとてもとても素敵で泣いてしまいました。強くなるというリクは涙をこらえてえらいなと思います。サチノについては、抱えている想いのおおきさを推し量ると悲しくなってきて涙がでます。これまでから、サチノは日常を大事にして変わらない日々を大切に思っていることが分かっていて、でも最後涙が出たのは、日々を大切に思う裏側でずっと別れを寂しく思っていたのではないかと思われてしまって、これまでの日々を大切にする思いの強さ、最後に溢れてしまった涙、これらすべてが美しくて切なく感じます。流石です。HoneyComeBear は夏と切なさを司る代表選手みたいな感じなので、本領を発揮されてもうダメです。切なすぎて何も言えん。
 他にも色々書きたい気もしていたのですが、サチノの涙が流れる瞬間にすべてが詰まっていると僕は感じます。二人の夏に起こった魔法のおかげで、2021 年の 8 月は忘れられない最高になりました。ありがとうございました。