超かぐや姫!が良い

超かぐや姫!が良かったので感想文を書きます。
ネタバレを気にせず書いていきます。

この作品がなぜこんなに僕に響くのだろう。なんで熱が冷めないんだろう。1月に友人の勧めで超かぐや姫!を観るためだけにNetflixに入ったのに、いつになったら解約できるんだろう。ということをずっと考えていました。もちろん様々に散りばめられた考察要素や、関係性のオタクとして語り尽くしたい要素もあるのですが、本質的に僕は「ハッピーエンドに連れていく」という部分が好きだなと思いました。

本作品ではかぐやが帰った時点で一度目のエンディングという構造になっています。花火大会でのかぐやのこれが私のハッピーエンド、も含めて、最初の一度目のエンディングってとても綺麗なんですよね。自分ではどうしようもないことに対して、決まっていることが変わらないことを受け入れて覚悟している。そうした、整理されたエンディングを超えたハッピーエンドに連れていくという部分が大好きです。
特に、かぐやが「自分でハッピーエンドにする!」って言ったけれど、実際の物語の流れとしてかぐやがいろはと楽しい時間を過ごして、いろはがヤチヨ(かぐや)を本当の意味で人間にすることで救うという構造になっているのが好きです。お互いがお互いをハッピーエンドに連れて行こうという気持ちが、真にハッピーエンドに繋がっているんですよ!この、お互いがお互いを救う構造はRemember - Replyの関係にも表れています。いろははしんどい時期をRememberを聴いて生き残れていて、ヤチヨ(かぐや)は8000年の時を月に流れてきたいろはのReplyを思い出しています。そうした相補的な関係性がその、すごく良くてですね…ウッウッ…(涙)
まさに「この一瞬を最高のパーティーにしよう」、だと思っています。お互いがお互いのことを気に入っている。ハッピーエンドにしたいし、相手をハッピーエンドに連れていきたい。自分ではどうしようもない決まっていることに対して、それを超えるハッピーエンドを描いて相手を連れていく。もうこれが本当に最高で大好きです。それも御都合主義すぎるような理想化されたハッピーエンドではなく、途中靴擦れのような痛みのごまかしや強がりを描きつつ、フラットにそれらと向き合った上で真に「一緒にいたい」という答えに辿り着いて物語の続きを書き換えていく。現実的な納得の上に、フィクションとして現実に力を与えるような立ち上がり方が好きです。本当に、本当に、このフラットさ、想いの描き方、力強さが大好きです。

あと、かぐや視点でのいろは好きポイントの話していいっすか?
いろはの顔がとても綺麗でさ、の場面って歯磨きしているシーンですよね。で、この歯磨きシーンに当たる場面の次の転換でこの人いつも見てるけど好きなの?っていうヤチヨのことを尋ねるシーンあるじゃないですか!!!!あれってさあ!!!
かぐやって月から地球に来た時点で精神性が子供として描かれていて、花火大会のところで月での様子を話すところでようやく精神が月での頃と一致するような描き方をされています。で、いろはからあそぼー?って言われるシーンで涙を流して喜んでいるかぐや、卒業ライブ直前に私がヤチヨだったらもっと虜にできたのかな、とかさあ!!!!かぐやって精神性が子供の状態でもいろはのことが大好きで、月にいた頃と一致してもいろはのことが大好きってことじゃん!!!そして、ずっとずっと一緒にいる間どうしたらいろはを虜にできるか考えてたってことでしょ!!!!!これ!!!!!そういうの!!!!!!最高って言うんだよ!!!!!!!一連のシーンからかぐやはいろはのことが本当に丸ごと大好きで、それこそ月から地球に飛んでいっちゃうくらいには大好きなんだというのがもう最高すぎて涙が出ます。誰か俺を止めてくれ。

他にも細かい点で語りたいこと(逃げんなーの言い方、芦花っぽくて好き、とか、まあ今時は何もかものスピードが速いんですわ。に対する 極上のワインは、時間が経つほど深まる。悪いことばかりじゃないさ。があるのかな、とか)はいくらでもあるのですが、このへんで一旦切り上げます。皆さんの超かぐや姫!の感想も楽しく読んでいます。もうXのタイムラインが2ヶ月近く超かぐや姫です。以上。